Work Scope
・レストランフロアコンセプト立案
・レストランフロア全体および個別レストランの名称考案
・ロゴマーク、シンボルマーク開発
・ウェブサイトデザイン
・ポスターやフライヤー、紙袋などのコミュニケーションツールのデザイン
Project
レストランフロアのトータルブランディング/コミュニケーションデザイン(2014年~)
Background
ヒルトン東京は、世界展開を続けるホテルチェーン、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルの一つとして1963年に永田町にオープンしました。1984年に現在の新宿に移転、充実した施設と、”ヒルトンスタンダード”といわれる高水準のサービスを誇るファーストクラスのホテルです。
2014年、新宿へ移転してから30周年の節目を迎え、ヒルトングループを統括するヒルトン・ワールドワイドでは、ヒルトン東京レストランフロアの抜本的な改革に踏み切り、そのブランディングパートナーにリスキーブランドが選ばれました。これは、単なるレストランのリニューアルではなく、これまでの老舗ヒルトンを超え、さらに美食とは縁遠い新宿のイメージ自体を変えたいという2つの強い決意が込められたプロジェクトでした。
Process
リスキーブランドは、レストランフロアのコンセプト立案、名称考案、コミュニケーションツールのデザインを行いました。
今ではメトロポリスとして人が渦巻く新宿ですが、江戸時代には景勝地として、戦後は感度の高い文豪たちが集う場として常に文化の発信地でありました。そんな新宿と老舗ヒルトンの挑戦を、新しいものが生まれくる「エネルギッシュで心地よい混沌」というコンセプトで実現させました。名称はかつての新宿の地名”角筈”を生まれ変わらせた”TSUNOHAZU”と名付けました。TSUNOHAZUには各レストランの垣根がありません。そんな一度ではとらえきれない万華鏡のようなレストランフロアをあらゆるコミュニケーションツールにおいて表現しました。メニューやワインラベルなどのレストラン内で使用されるアイテムからウェブサイトやポスター、広告などの外で使用されるものまで包括的にデザインし、リスキーブランドは現在もブランディング/アートディレクションを行っています。
Result
2014年10月、ダイニングフロアTSUNOHAZUがオープン。伝統的なホテルレストランの常識を覆した新しい食の発信地として多くのゲストから支持され、ヒルトンホテルズ&リゾーツ(世界80カ国、500以上のホテルを展開)アジア太平洋地区で最も優秀なマーケティングキャンペーンをしたホテルに選ばれました。リスキーブランドは引き続き、ブランディングパートナーとしてその飛躍をお手伝いしています。
Client | ヒルトン東京 |
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