Work Scope

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
情報展示コーナー(地下1階)の空間プロデュース(2001~2002年)


Project

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
情報展示コーナー(地下1階)の空間プロデュース(2001~2002年)

Background

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館は、国として、原子爆弾死没者の尊い犠牲を銘記し、追悼の意を表すとともに、永遠の平和を祈念するため、2012年、被爆地である広島に設けられた施設です。同祈念館・情報展示コーナーのスペース及び展示・閲覧のシステムを受注したソニーマーケティングからの依頼によって私どもはこのプロジェクトに参画させていただきました。

Procedure

私たちの作業は戦争・そして原爆を振り返ることから始まりました。文献を頼って歴史を紐解くと同時に、広島平和記念資料館、知覧特攻平和会館、ひめゆり平和祈念資料館を訪ね、改めて私たちが現在生かされていることの有り難さを感じ、犠牲になられた方々とその家族の方々の想いを少しだけ垣間見ることなしに、このプロジェクトに関わらせていただくことはできませんでした。
Hiroshima
Hiroshima
Hiroshima

この空間は何なのか、それはどうあるべきなのか、その原点を考え、そして全体の空気感、一つひとつの備品のあり方を私たちの全力を挙げて取り組ませていただきました。国として、原子爆弾死没者の尊い犠牲を銘記し、追悼の意を表すとともに、永遠の平和を祈念する、その目的に、もし少しでも貢献できているのであれば光栄です。

Client厚生労働省
ソニーマーケティング株式会社
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