Client:アジア系大手IT/家電メーカー

*注:機密保持契約の案件のため具体的な名称や内容が特定できる記述を避けております。本ページに掲載された写真はイメージであり本案件との関係はありません。

Task

同社はブランド価値を世界的に高めていくためにデザイン品質に着眼。IT・家電の先進国だった日本のデザインのベンチマーキングを行うと同時に、オーディオ・白物家電・PC・テレビ機器、デジタルカメラなど幅広い分野でのデザインのあり方を構築するプロジェクトをスタートさせました。プロジェクトは、同社のデザインチームと、工業デザインに多くの経験を持つリスキーブランドのデザイナー、マーケティングコンサルタントとの共同作業にて進められました。

プロジェクトでは、競合企業の製品デザインを含めたデザインオーディットを行いながら、同時に製品毎のユーザーセグメンテーションを実施。この過程を通じてターゲット戦略を同社のデザイン開発プロセスに組み込み、デザイン開発の優先順位が明快になっていきました。

市場戦略と開発の優先順位が決まると、続いて数多くのコンセプトデザインが開発されました。特に、多くの製品群でCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)の意義が重要視され、CMFを切り口にしたデザインが多く提案されました。こうした過程と成果は、同社のデザインが世界中で高く評価されていく土台となったと考えられます。

Work Scope

PRJチームの形成
デザインオーディット
フォーカスグループ
デザインランゲージの制定
商品戦略づくり
デザインワークショップ

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