LOOK & FEELとは
LOOK & FEEL(ルック&フィール)は、元々GUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)などコンピュータの操作感を示すために使用され始めた言葉ですが、リスキーブランドは、ブランディングの場面で使用します。
ブランドの数が増え、様々なロゴや付随するグラフィックパターンが氾濫している近年、ロゴやグラフィックパターンを主張すればするほど、イメージが埋没するケースが増えています。LOOK & FEELは、ロゴや付随するグラフィックパターンだけに頼ることなく、あらゆるメディアで、そのブランドらしい表現形態を実現するための考え方です。
リスキーブランドは、数多くのブランディングの経験をもとに、そのブランド独自のLOOK & FEELのあり方を探し出し、運用マネジメントを支援します。
クリエイティブ・スタイル
そのブランドらしいLOOK & FEELを実現するためには、そのブランドコンセプトを表現するクリエイティブ・スタイルを確立する必要があります。
すべてのコミュニケーションアイテムを、一人のクリエイティブ・ディレクターがプロデュースすることができれば、そのクリエイティブ・ディレクターのスタイルで進めることができます。一方で、アイテムの幅や量が膨大になった場合にクリエイティブ・マネジメントが難しくなるケースも少なくありません。また、一人の人間のクリエイティビティに依存することのリスクもあります。
社内の専門チームにおいて、クリエイティブ・スタイルの思想と様式を共有することが、そのブランドらしいLOOK & FEELを実現するために必要となります。LOOK & FEELには、クリエイティブのゴールを設定すると同時に、デザイン処理、カラー・プライオリティ、概念図やチャート、グリッドルールなどのクリエイティブ・スタイルの共有、クリエイティブのPDCAが求められます。
フォト・スタイル
WEBサイトやSNSなど、コミュニケーションの場面でフォト(写真類)を使用する場面は以前よりも格段に増加しています。専門的な知識をもたない担当者がフォト(写真類)を扱うケースも増えています。
現在では、フォト(写真類)はブランドのイメージを大きく左右します。フォトとしてのクオリティはもちろん、構図やクロッピング、フォーカス、人物の向きや表情、エフェクト処理など様々な変数があります。そのブランドらしいLOOK & FEELを実現するために、フォト(写真類)に関する、一定のガイドラインを設ける必要性が高まっています。
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