リスキーブランドは、企業そして社会にブレークスルーをもたらすブランドコンサルティングファームです。
2001年の創業以来培った経験値と知見を背景に大企業からベンチャーまで、課題認識から実装までブランド戦略をサポートします。美しい思想・アイディア・デザインで企業そして社会を変革するために。
私たちは、ソニーデザインを率いてきた小塚詔明と国内大手コンサルティング会社でマーケティングコンサルティング事業を率いてきた田崎和照が、それぞれの組織をスピンアウトし2001年4月に誕生したチームです。リスキーブランドは国籍・ライフステージ・場所や所属組織にさえとらわれない最適なチームをつくり、際立った品質のサービスを提供いたします。
顧客、競合動向、自社の立ち位置を正しく認識すること。リサーチは、ブランドづくりの鍵を握ります。私たちは、リサーチのプロセスを重視することで、ブランドコンサルティングの精度を高めます。
変化は、後になれば気づいても、その時点では気づきにくい場合が少なくありません。気が付いていても共通認識が形成できないこともあります。
ブランド戦略を考える上で、顧客ニーズの変化、競合他社や他業界で起きている変化、社内の変化。ブランド戦略を組み立てるにはこれらの変化を正しく知る必要があるでしょう。
私たちのリサーチの専門性は、こうした変化を知るためにあります。永年蓄積された価値観の定量化リサーチ、多変量解析をはじめとした分析ノウハウ、今ある情報から将来を推論する経験値が私たちの強みです。
アンケートの結果を単純に分析するだけでは判断を間違ってしまうこともあります。ルイ・ヴィトンを買った人が「長持ちするから」と答えたからといって、その人が本当に耐久性でルイ・ヴィトンを選んだのだと判断することはできません。事実を知ることと同時に、事実の背景にある理由を掘り下げることで答えが見えてくることがあります。鍵は「何故」を掘り下げることにあると私たちは考えています。
そのためには、リサーチの知識に習熟していることはもちろん、ビジネスの経験、商品やトレンドなど幅広い分野の知識が必要です。私たちは、リサーチの専門性と経験値を高めると同時に、事実と背景にある心理、想定されるシナリオ、クライアント企業に分かりやすく伝達するプロセスを大切にしています。
戦略はすべてのブランド戦略の土台。私たちは、ブランドの未来を描くこと、そこに至る戦略のロジックを重視しています。
ブランド戦略の場面では、私たちは「すべきこと・できること・したいこと」という3つの観点からそのブランドの将来を議論します。
「すべきこと」は時代や市場からの要求、「できること」は自社の資産を活かせる可能性、「したいこと」は当事者の情熱です。私たちは、すべきこと・できること・したいことを冷静に、しかし前向きに洗い出すことが強いブランドをつくるための土台になると考えます。
戦略は、国家戦略であれブランド戦略であれ、ほとんどのケースで「理念・領域・指針」の3つの階層から形成されています。それは、強いブランドをつくるための骨組みです。「理念」はその企業や商品が存在する理由。当事者の求心力となる支柱です。「領域」はその企業や商品が力を注ぐ場所。自社資源の効率的な運用のための枠組みです。「指針」は企業や製品づくりの指針、そしてそれを支える従業員の言動の指針が含まれます。そのブランドらしさを形作り、強いブランドを作ります。
私たちは、クライアント企業とともに、理念・領域・指針に立ち戻り、時にはそれらを見直すことで、当事者が共感できる骨太のブランド戦略づくりを支援します。
ブランドは、短期的なカンフル剤ではなく、様々な施策の効果を高めていく無形の資産価値です。ロゴの制作、タグラインの設定、イメージ展開だけではブランドは作られません。ブランド戦略における論理性を高めることで実行施策の精度が高まります。ブランド価値を高めるためのPDCAを正しく回していくことで、ブランドが作られ、その資産価値が高まっていくと私たちは考えます。
デザインは、ブランド価値を大きく左右します。私たちは、過去の常識に囚われず、上質なクリエイティビティを追及することで、強いブランドづくりをお手伝いします。
デザインはその場の空気を一変させます。デザインの力が、商品や企業のイメージ、あるいは市場そのものを一変させた事例は数えきれません。どんなに優れた性能をもった製品もどんなに高邁な思想も、それが魅力的に見えなければ、その価値は半減します。
デザインは、機能・性能を飾るものではなく、それらと並んで商品価値の一部を形成する感性価値と位置付けられます。「感性価値」は印象など感覚による主観的な価値、「機能価値」は機能・効能などの客観的な価値だとすると、リスキーブランドの調査では、商品価値に占める感性価値の比率は、衣服/ファッションが59%、自動車が41%、パソコンが31%という数値を示します。300万円の自動車を例にとると、顧客は感性価値、つまりデザインやイメージに123万円のお金を払っていることになります。
デザインはブランドの魅力を左右する大切な要素です。長期間にわたり、どのような地域・場面でも好ましいイメージを訴求していくことでブランド価値を高めます。私たちは、受け手の立場に立ち、LOOK & FEELのマネジメントを支援します。LOOK & FEELのマネジメントには、ロゴだけではなく、カラー戦略、書体、グリッドシステム、写真のモチーフや処理を含めたすべてのイメージ戦略が含まれます。
リスキーブランドは、グローバルレベルでの最高の品質を提供し続けるブランドデザイン・プロフェッショナルズでありたいと考えます。そのために私達は、会社という「社(やしろ)」に集うべき価値観を規定しました。
この価値観に賛同し行動する人間集団を形成することで、私達はコンサルティング・ビジネスを遂行いたします。
どのようなビジネスプランや数値上の業績もこの価値観に優先しません。そうした考えを持ち、実行し続けることが、私達が企業として存在を許される理由だと考えます。
際立った品質の創造には私たちが自身が変革していくこと、その継続によって私たちのコンサルティング・サービスが形成されると考えます。
私達は、過去・現在の成果やその延長上の推測に惑わされることなく、また革新のための革新ではなく、常に最良のための革新をし続けます。
心理的に豊かな私生活を維持し、周囲の人や自分自身が心地よい状態であり続けることが、私達のビジネスの必須条件だと考えます。
私達は、様々な事象の存在理由や目的を感じ取る感性、美しいものを感じ取る感性、そして人を想い敬う感性を大切にします。
「正しい心に従う意思と勇気」を持ち続けることが、コンサルティングを生業とさせていただくための私達の姿勢です。
私達は、私達のビジネスを通じてこの姿勢を実践することにより、人と社会に貢献できる存在でありたいと考えます。
Company Profile | |
商号 | 株式会社リスキーブランド RISKYBRAND INC. |
設立 | 2001年4月2日 |
資本金 | 2,000万円 (2021年12月31日現在) |
住所 | 〒154-0012 東京都世田谷区駒沢5-19-11 チャールストンビル1F |
TEL | 03-6331-0145(代表) |
info@riskybrand.com | |
代表 | 田崎和照 |
事業内容 | 企業の統合的なイメージ戦略の実行支援 CI/シンボルマーク・ロゴタイプ/モーションタグの開発 マーケティングリサーチの企画設計 プロダクトプランニング&デザイン |
History | |
2001 | 東京都中目黒にて、田崎和照(元大手コンサルティング会社のマーケティングコンサルティング部長)と、 小塚詔明(元ソニーデザイン統括部長)とでリスキーブランドを創業。 |
2002 | 社員数増強に合わせ、オフィスを恵比寿に移転。 |
2004 | 世界11か国でグローバル・ライフスタイルスタディ(現在のMINDVOICE®)を実施。 |
2006 | 独レッドドット賞(製品デザイン部門/WACOM Cintiq 21UX)を受賞 |
2008 | MINDVOICE®(生活者の価値観・ライフスタイル調査)スタート |
2013 | 社員数増強に伴いオフィスフロアを拡張 |
2017 | GOOD DESIGN賞(都市再生 [センティックデザイン]/旭化成不動産レジデンス株式会社)受賞 |
2019 | 在日フランス商工会議所主催カンパニー・オブ・ザ・イヤーにノミネート |
2022 | リモートワーク体制導入に伴い駒沢にオフィスを移転 |